インフルエンザで寝込む女性

毎年インフルエンザが流行り始めたら、そういえばそろそろ寒くなってきたなと思いますよね。ですが、別に冬だけの病気ではないのです。近年は、夏にもインフルエンザにかかる方が増加傾向です。きちんとインフルエンザの知識をつけて予防しましょう!

子供のインフルエンザの特徴は?感染経路と症状

「インフルエンザの流行により学級閉鎖・学校閉鎖された」というニュースを、見聞きした事のある方も多いでしょう。子供の場合、学校など集団生活する時間が長いという事もあり、インフルエンザに感染した子供がいた場合、爆発的に流行してしまうケースも少なくありません。

インフルエンザの感染経路

インフルエンザウイルスの感染経路には3つの種類があります。飛沫感染・接触感染・空気感染です。

飛沫感染
飛沫感染はインフルエンザウイルスに感染している人の、咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸ったことが原因で感染します。
接触感染
ドアノブなど感染者が触れた部分に付着しているウイルスに触った事で、感染するのが接触感染です。
空気感染
空気感染は文字通り、ウイルスが含まれた空気を吸う事で起こります。

子供の場合、冬場は窓を閉め切った教室で授業を行うため、飛沫感染・接触感染・空気感染どのルートでも、インフルエンザウイルスが体内に入り込みやすい状態のため、1人でもウイルスを持っている子供がいた場合、爆発的に流行してしまう恐れがあります。

インフルエンザに罹る子供の症状

子供がインフルエンザを発症しているかどうかを見極めるには、熱があるかどうかをチェックしてみましょう。インフルエンザウイルスは症状が、急激に進むのが特徴です。急に39度以上の高熱が出た場合は、発症している危険性が高いので注意が必要です。39度以上の高熱の他に、ぐったりしているといった全身倦怠感がある場合も危険です。
熱が急激に上がった後、頭痛やのどの痛み、頭痛といった症状や、下痢や嘔吐といった症状が起こるケースもあります。免疫力の低い子供の場合、インフルエンザを発症すると脳炎や肺炎といった、命を失う危険性もある、重篤な合併症を引き起こす恐れもあります。急な発熱や全身のだるさなどの症状がある場合は、すぐに病院を受診しましょう。今は迅速診断キットによって、すぐに感染しているかどうかを検査する事が出来ます。

病院はいつのタイミングでいけばいい?

インフルエンザウイルスに感染しているかどうかは、迅速診断キットでの検査によって約15分程度で診断出来ます。ただ、いつ検査を受けても良いという訳ではありません。タイミングを間違えてしまうと、陽性なのにも関わらず陰性と診断が出て、治療が遅れてしまう事も考えられるので注意が必要です。
インフルエンザウイルスは体に入り込んでから発症するまでに、約1日から3日の潜伏期間があります。この潜伏期間中に病院で検査を受けても、陰性という検査結果が出てしまう事が多いようです。インフルエンザウイルスは急激に体内で増加しますが、潜伏期間中は発症後よりはウイルスの量が少ない状態です。

インフルエンザの潜伏期間情報はここから
(外部のサイトに移動します)

迅速診断キットとは

迅速診断キットは鼻の粘膜などに含まれる、ウイルスの量で陽性か陰性かを調べます。潜伏期間内に検査を受けた場合、陽性となるまでウイルスの量が十分になく感染していたとしても、陰性という診断結果になってしまう事もあります。ですので、病院を受診するタイミングは体内のウイルスが、迅速診断キットで判定できる量になってからにしましょう。 迅速診断キットで判定できるまでには、発症から12時間後と言われています。熱が出たなどの症状から、最低でも12時間後に受診するのがベストです。予防接種を行っていた場合でも、インフルエンザウイルスに感染する可能性はゼロではありません。予防接種を受けている子供でも、急に熱が出た場合は、インフルエンザを疑って病院を受診しましょう。
潜伏期間中や症状が出てから、まだ時間が間もないという時に検査を行っても、ウイルスの量が不十分で陰性という結果が出てしまうかもしれません。出来るだけ症状が現れてから12時間後に、検査を受けるようにしましょう。
ただし、子供の場合は脳炎や肺炎といった合併症のリスクが伴います。もし、けいれんを起こす・体調が悪く泣き出す・食事が出来ないという場合はすぐさま病院を受診した方が良いでしょう。